悪友親友考えて見たら、まともな奴は居なかった 大学はW大・K大・T大・R大・N大・C大・・・まあ、一流 でも出身も違うし、接点も・・・・でも何となく集まった T大の奴は学生運動の「中核派」!! 彼の家にはヘルメットが転がっていた なんでも、過激派のヘルメットは普通のヘルメットより丈夫と言う フムフムと学生運動の自慢話を聞いていた 半年後、彼のヘルメットは灰皿代わりになっっていた 別に洗脳した訳では無いが・・・彼は堕落したと嘆いていた^^ 年上のW大の奴は2才下の弟が先に現役でK大に入学 弟より学年が下と言う惨めさ・・・でも彼が居たから集まったけど 何しろ、友達の家を泊まり歩く住所不定だったから 変わり者?はR大の奴・・・実際は真面目だが・・・ かれは3痴であった 運動音痴・方向音痴・本当の音痴 池袋を歩いていて「このでかい建物はなんだ?」→ 彼の大学だった アホかいなと思ったのは、自分のアパートが判らず迷子になった 彼は大家に電話をして帰る道を教えて貰った・・・マジである ある日、彼が突然聞いてくれと言って歌い出した 「おい、それは演歌か浪曲か?」・・・・「今度、兄貴が詞を作ってレコード化したんだ」 なんとも奇妙な歌である、飛び跳ねた様な歌 そんな歌は売れないぞ!・・・・その大合唱 しかし、その歌は後日、教科書にも載った誰でも知っている歌になった 大ベストセラー・・・100万枚を超えたのである 題名を聞いたら・・・10人中10人は知っている・・多分読んでいる人全員が これを書いたら差し障りがあるからカット~~ 僕たちが評価出来なかったのは・・・が歌があまりにも下手だっただけである もう一人のC大の奴・・・法学部で頭は良かった~~~ しかし、ものぐさであった 洗濯物は洗った事が無い、いつも田舎に送って居た 郵便局が可哀想である・・・匂いが漏れないか・・・・ 靴下が無くなると匂いをかいで・・・履く 靴下のリバーシブルと言う事を実践した男 彼の部屋は万年床である、部屋中に物が敷き詰めてある なにしろ、布団は人の形にへこんでいた・・・恐るべし~~ ある日、全員で掃除をすることになった 掃除をした時、彼は喜んだ!!! 行方不明だった目覚まし時計が見つかった、ラジオが見つかった~~ そんなある日、僕は彼を訪問した 勢いよく階段を上って、彼の部屋を開けた 勝手知ったる彼の部屋、ツカツカと部屋の中に入っていった 彼は 「ちょっと待った~~~~」 ????????? 「お前の足の下に人が居る」 見たら、泊まり歩きの住所不定男が寝ていた^^ 彼とは、弁証法哲学を語り合った 早口でものぐさ男も、勉強に関しては切れ者であった も一人のW大の男・・・とにかく女にこまめであった ある日、C大の友が来て午前11時頃に電話・・・(珍しく彼は電話持ちだった) 所が話し中・・・ 仕方が無いから、昼食を食べて電話・・・話し中 サウナに行って汗を流して電話・・・話し中 パチンコ屋に行ってから電話・・・・話し中 夕飯を食べてから電話・・・話し中 これはおかしい!!!何かあったんだ!!! 友の安否を気遣いアパートに直行したのが夜の9時 麗しき友情である ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼は・・・・まだ話し中であった 彼女と電話で話をしていたのである 聞いたら、朝10時から今まで電話・・・・感心した そんな彼の家を、また訪問した 彼は慌ててごそごそしながら鍵を開けた 何やら女臭い・・・・隅にスカートがあった 直ぐに判った・・・・・彼女は押入の中に隠れていたのである そこで帰るほど甘くない!!! どっかりと座って世間話~~~~~ 彼は落ち着かない、用が無かったら帰ってくれと言う 友を追い出すのか!誰も居ないからお前も寂しいだろ? などと言うと彼は黙る 1時間ほどからかって、別の友の家に・・・ 帰り際に「待っているから必ず来い」と釘を刺しておいた アパートを出たら、友達と腹を抱えながら笑ってしまった そんな女狂いが・・・小学校の教頭になっている 大丈夫かな? |